どうも、ぽっぽです。
2019/05/31に退職して転職活動中で、そのときにネットで情報を収集していました。
フリーランスで活躍されている方のブログにて、著書を発見しました。しばらくして、さらに情報を収集していると別の人も著書を紹介されていました。
「一体何が書かれているのだろうか」という興味が湧いたのがきっかです。
仕事などの理由から、ここ数年は読書から足が遠のいていました。数年前はもっぱら小説を主に読んでいました。まさに娯楽として読書を楽しんでいました。
思えば、今回紹介する本のジャンルは過去に読んだことがありません。
読み終えた今となってはもったいないことをした思いです。もっと早く読んでおけばよかった。
著作情報と本の概要
著作者は橘玲さん(@ak_tch)です。作家として活躍されています。最近のネットでの情報収集で橘さんを知りました。
論理的な思考とそれを分かりやすく解説されるため読みやすく惹きつけられる内容でした。
この本を読むと、黄金の羽根は誰でも拾うことが出来ます。ただその情報を知っていさえいれば。
資産運用
資産運用なんて一部のお金持ちしか出来ないものだとと思っていました。無知ゆえに損をすることの典型だったなと感じました。
「お金持ちの方程式」なるものが存在します。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
当たり前といえば話は終わるのですが、僕は実際真剣に考えていたことがあるかと問われると返答に困ってしまいます。
本の中ではルールと評して10個のルールを掲載しています。長期的な資産運用がいかに重要かを知ることが出来ました。
住宅ローンが株式の信用取引と同じであるとの指摘に、なるほどと納得する内容です。市場経済の観点から賃貸と持ち家に優劣がないことが分かりました。
生命保険のからくりについても知見を得られました。このからくりを知っていると支出を減らす事ができます。
マイクロ法人
なるべく税金を払わないようにする方法について説明されています。違法ではなく合法的にです。
僕も退職して知ることになったのですが、健康保険料について年間どれくらい支払うかに驚きました。サラリーマンは源泉徴収で自ら確定申告する機会はありません。税金についてもっと知っておくべきです。
サラリーマンと自営業者の格差について記載は読み応えがありました。このあたり日本の制度の歪みを感じます。
制度の仕組みや歪みを知ることは人生設計に重要な要素です。
ここにフリーランスで生きることへの指標を得られたように思いました。
人生を最適設計する働き方
人的資本の投資について語られます。
近い将来は老後で悠々自適という生活を見込むより、老後も働く生き方をすすめています。
老後も楽しく働く方法を考える機会に巡り会えた気がしました。
まとめ
無知であることの損失がいかに大きいか気付かされました。
日本のしくみの歪みを知ると、黄金の羽根を拾えるかもしれません。
本書では具体的に分かりやすく解説されているので一度目を通してみてはいかがでしょうか。
大変興味深い内容でした。