Windows環境で【超入門】20分でLaravel開発環境を爆速構築するDockerハンズオンを実施する方へ向けた情報です。第一回ハンズオンに参加したのち自分でもやってみて調べたことになります。
概要
Windows環境でDockerをインストールするにはその前にWSL2をインストールする必要があります。
私が書いたブログ記事「Docker Desctop on Windows with WSL」を参考にしてもらえると嬉しいです。
Dockerをセットアップするために、WSL2にUbuntuなどのLinuxをインストールするので、そのLinux環境でDockerを操作すると、Windows環境から離れて完全にLinux環境だけで作業することが出来ます。
GitはLinuxにインストールされているはずです。なければLinux環境でGitをインストールすれば良いだけです。
また、Windows側(Host)にVSCodeがインストールされていればWSLでもcodeとタイプすることでVSCodeがWindows上で起動しますのでファイルの編集はVScodeを使って行うことが出来ます。
Windows環境に縛られずにLinux環境だけで作業ができるため余計なことに悩まずに済むと思います。
Windowsターミナル
Linux環境を操作する端末を起動するのに、Windowsターミナルを使うと便利です。私が書いたブログ「Docker Desctop on Windows with WSL」にWindowsターミナルの記載があります。
WSLからWindowsファイルシステムのアクセスは遅い
Windowsファイルシステムにマウントしているところで作業すると遅くなります。これはWSL2がWindowsファイルシステムにアクセスするために9Pというプロトコルを利用しているため速度が出ないようです。【参照した情報】
これを回避するには、Windowsファイルシステム上で作業せずWSL2のLinux上で作業することで回避出来ます。
コマンドラインでcd ~
をタイプしてカレントディレクトリに移動して作業すれば良いのです。
Dockerの構築で躓いたこと
dockerの構築を進めていて躓いたことは、ビルドできなくなったことです。こちらを参考にしました[備忘録]Docker for windowsで急にビルドできなくなった。