AI 開発 進め方 は「使いながら」決まっていく

AI 開発 進め方 は「使いながら」決まっていく

AI 開発 進め方 は、最初にすべて決めてから始まるとは限りません。普段、AIを使ってWEBアプリを作る仕事をしている中で、実感していることです。今回は、実際に自分で作った小さな習慣記録アプリを例に、「仕様はどう決まっていったか」「AIとどう付き合いながら形にしたか」を振り返ってみようと思います。

きっかけ

作ったのは、三日坊主を防ぐための、ごく小さな習慣記録アプリです。体重やトレーニング、好きなことの継続記録を付けられる、というだけのシンプルなものでした。

最初にきっちり仕様書を作ってから着手した部分もありますが、実際に動かしてみて初めて「あ、これだと困る」「これは要らなかった」と気づいたことの方が、振り返ってみると多かったです。業務のツールも同じで、最初から完璧な仕様を決めきるより、小さく動かしながら直していく方が、結果的に早く・実態に合ったものになる、というのは今回のアプリ作りでも同じでした。

判断のポイント

「お休み機能」が、実は機能していなかった

続けることを応援するアプリなので、体調不良などで記録できない日のための「お休み(フリーズ)」機能を用意しました。最初のルールは「1回使うと1回分消費する」というシンプルなものです。

ところが実際に使ってみると、これがおかしなことに気づきました。1ヶ月まるまる放置していても、ずっと「お休みできますよ」という表示が出続けてしまうのです。ルールとしては動いているのに、実質的には何の意味も持っていませんでした。

そこで「休んだ日数のぶんだけ消費する」というルールに直しました。机上で考えていた時には気づかなかった穴で、実際に自分で使ってみたからこそ見つけられたポイントです。

「見せていいもの」と「見せてはいけないもの」の線引き

記録を他の人にも公開できる機能を作る過程で、体重の記録をそのまま公開すると、さすがに抵抗があると気づきました。そこで、実際の数値ではなく「増減の変化」だけを見せる形に変更しました。

さらに作りながら、「グラフだけ公開してコメントは内緒にしたい」といった、もう一段階細かい公開範囲の要望も自分の中から出てきて、その都度、見せる範囲を調整していきました。何を見せて何を隠すかは、作る前に全部決め切れるものではなく、実際に「これを公開する」という場面を経験して初めて、輪郭がはっきりする部分だと感じます。

誰にでも見えてしまっていたボタン

他の人の記録ページを開いてみた時、本来は本人にしか見えないはずの削除ボタンや記録入力欄が、実は誰が見ても表示されたままになっていることに気づきました。押しても弾かれるだけとはいえ、見えているだけで気持ちのいいものではありません。

これも、作っている最中に「他人の立場で画面を見てみる」という一手間をかけたことで見つかった見落としでした。

AI 開発 進め方 で感じたスピード感

これらの気づきに共通しているのは、「気づいてから直すまでの時間」がとても短かったことです。バグの報告をしてから数分のうちに直り、実際に画面で確認できる、というやり取りを何度も繰り返しました。土台となる会員登録・ログイン機能や画面の骨格は、1日ほどでひと通り形になりました。

ただ、誤解してほしくないのは、AIが仕様を決めてくれたわけではない、ということです。「お休みルールをどう直すか」「何を隠して何を見せるか」を判断していたのは、あくまで自分です。AIが速くしてくれたのは、その判断を試しに形にしてみて、実際に動かして確かめる、という部分でした。「たぶんこうだろう」で止まらず、「じゃあ今すぐ試してみよう」にかかる時間とコストが、ぐっと下がった感覚です。

さいごに

今回は自分のアプリでの話でしたが、業務で使う仕組みを考える時も、似たようなことが起きるはずです。最初から完璧な仕様を目指すより、小さく動くものを作って、実際に触りながら直していく。そのやり方自体は、事業の規模やアプリの大小に関わらず、たぶん変わりません。

もし「うちの業務でも、こんな風に小さく試しながら進められないか」と気になった方がいれば、業務AI相談でお話を伺うこともできます。売り込みはしませんので、気軽なきっかけとして使っていただければと思います。

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